田畑 仁
教授
バイオエレクトロニクス
Bioelectronics
量子とナノエレクトロニクスで医工学に挑戦
電気系工学専攻兼務
我々は、バイオ“に”学び、バイオ“を”学ぶエレクトロニクスを研究しています。バイオ“に”学ぶエレクトロニクスでは、ニューロン信号処理の物理的記述が、スピングラスというスピンゆらぎ物性と同じハミルトニアンで記述できることに着目し、スピン揺らぎを活用した脳型デバイス開発・研究を行っています。バイオ“を”学ぶエレクトロニクスでは、半導体ナノテクノロジーを駆使して超高感度皮膚ガスセンサを開発し、スマートウォッチ等への搭載による未病、超早期診断を目指したウエアラブルヘルスケアセンサ開発(嗅診デバイス)。さらにでディラック電子系を用いたTHz波に代表される赤外領域の光を用いた選択的コヒーレント励起、プラズモンによる水和状態、分子間結合の非蛍光標識、非侵襲の検査、診断技術開発を行っています。
バイオに学びスピンゆらぎを活用した脳機能(ニューロン、シナプス)模倣デバイス研究
Electric Nose －我々の安心・安全を守る電子の鼻―
ディラック電子系によるTHz波プラズモニクスの医工学応用
広帯域（マイクロ波～テラヘルツ波～中近赤外線）誘電分光による水和状態研究
生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴素子・センサ
スピン波(マグノン)量子干渉デバイスによる超高感度脳磁・心磁計測（量子計測）
バイオ“に”学び，バイオ“を”学ぶエレクトロニクス
