酵素の分子個性のダイバーシティは酵素進化のバロメーターとなる
野地博行教授らの高感度かつハイスループットなデジタルバイオ分析法による、酵素分子集団中の個々の分子の多様な機能状態を定量計測した結果に関する論文が発表されました。
微小液滴形成アレイデバイスを用いた1分子酵素活性計測の模式図(左)
個々の分子の触媒活性計測による、機能状態の多様性の解析方法(右)。
論文題目:Genetic perturbation alters functional substates in alkaline phosphatase
著者:Morito Sakuma, Shingo Honda, Hiroshi Ueno, Kazuhito V. Tabata,
Kentaro Miyazaki, Nobuhiko Tokuriki and Hiroyuki Noji
掲載誌:Journal of the American Chemical Society, (2023), 145, 2806-2814
DOI:https://doi.org/10.1021/jacs.2c06693
工学系研究科プレスリリース:http://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2023-02-10-001