東京大学 大学院工学系研究科

バイオエンジニアリング専攻

Department of Bioengineering, School of Engineering,
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2023/04/03

回転分子モーターの動きをコントロールする「留め金」はモーターの回転方向に依存して外れる-ATP合成酵素の制御機構の解明-


東京大学大学院工学系研究科の小林稜平特任研究員(研究当時、現所属:分子科学研究所計算科学研究センター 日本学術振興会特別研究員)、上野博史講師、野地博行教授、分子科学研究所の岡崎圭一准教授らの研究グループは、回転分子モーターであるATP合成酵素の制御因子IF1がモーターの回転方向に依存して解離するという制御機構を明らかにしました。工学系HPにてプレスリリースされました。

モーターを時計回りに回転させることで「留め金」が外れる様子

論文題目:Molecular mechanism on forcible ejection of ATPase inhibitory factor 1 from mitochondrial ATP synthase
著者:Ryohei Kobayashi, Hiroshi Ueno, Kei-ichi Okazaki, and Hiroyuki Noji
掲載誌:Nature Communications, 2023, 14, 1682
論文:https://doi.org/10.1038/s41467-023-37182-9
工学系研究科プレスリリース:https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2023-04-03-001


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