研究室の目指すもの
従来の性能を超越したまったく新しい機械システムは、どうやったら実現できるか?これにはマイクロ・ナノ領域の物理化学現象の理解に基づく高度集積化のアプローチに加え、生物が獲得した叡智に学ぶアプローチが考えられる。本研究室では、生体の仕組みを知る、生物の機能を模倣する、生物の能力を活かすといった、生体に着目したデザイン思考のもとで、革新的な生体機械システムを創造するために必要な機能要素及びシステム設計・制御・知能・統合に関する基礎・基盤研究と応用研究を行う。マイクロ・ナノメカトロニクス、ロボティクス、AI が基盤となる。応用先は、医療・福祉ロボット、サービスロボット、再生医療、計測システムなど様々で、バイオメディカル分野でのイノベーションを目指している。