研究室の目指すもの
近年、対象とする疾患の理解に基づき、その標的に応じた適切な分子種を用いた医薬品開発を目指す、「創薬モダリティ」という考え方が広まっています。私たちは、主に物理化学的な手法を活用し、細菌学をはじめとする生命科学の諸分野と連携しながら、種々の蛋白質分子に着眼した研究を行っています。医学・生物学を中心とした疾患関連ニーズに対応した生命高分子に関する解析とそれを解決するための蛋白質工学を中心に据え、機能性蛋白質を活用した創薬モダリティ開発やバイオロジーの解明に貢献することを目指しています。