研究室の目指すもの
生体中では、無数の生体分子が織り成す相互作用によって生命現象が作り出されています。当研究室では、機能性ナノ粒子を用いてこの相互作用を高感度・網羅的に検出/可視化する技術基盤を開発し、生体をシステムとして捉えたデータ解析と融合することで、新たな医療診断プラットフォームを開拓していきます。これにより、発症してしまってからでは治療が困難な疾患の超早期診断や個別化医療、創薬の効率的支援を目指します。化学工学を軸とし、システム的視点から医学や生物学の知見を組み込むことで、研究を推進していきます。