研究室の目指すもの
我々は、バイオ“に”学び、バイオ“を”学ぶエレクトロニクスを研究しています。バイオ“に”学ぶエレクトロニクスでは、ニューロン信号処理の物理的記述が、スピングラスというスピンゆらぎ物性と同じハミルトニアンで記述できることに着目し、スピン揺らぎを活用した脳型デバイス開発・研究を行っています。バイオ“を”学ぶエレクトロニクスでは、半導体ナノテクノロジーを駆使して超高感度皮膚ガスセンサを開発し、スマートウォッチ等への搭載による未病、超早期診断を目指したウエアラブルヘルスケアセンサ開発(嗅診デバイス)。さらにでディラック電子系を用いたTHz波に代表される赤外領域の光を用いた選択的コヒーレント励起、プラズモンによる水和状態、分子間結合の非蛍光標識、非侵襲の検査、診断技術開発を行っています。