東京大学 大学院工学系研究科

バイオエンジニアリング専攻

Department of Bioengineering, School of Engineering,
The University of Tokyo

教員紹介

卒業生・現役生の声

現役生座談会2018年


―皆さん今日はご参加ありがとうございます。まずはこの専攻に入ろうと思ったきっかけや、入ってみての印象などお聞かせ下さい。


冨木:医療工学分野を学ぼうとしたきっかけは、父の事業が医療機器に関わるものだったので、ベースとなる技術や知識を身につけたいと考えたためです。医療工学分野を扱う専攻の中でも、バイオエンジニアリング専攻なら、幅広く知識を学べるんじゃないかなと思って選びました。

藤藪:僕は、周りに医者の卵がたくさんいて、医療には興味がありました。でも、自分は医者じゃない立場から医療に貢献できたらと思っていました。学部では材料、特にバイオマテリアルについて学ぶ中でゲル研究の面白さにはまり、その研究を続けるためにここを受けました。この専攻では、機械系やがん研究などいろんな分野から医療系の研究に携わる人たちがいて、「医療に貢献するにも色々な角度があるんだ」というのが分かってよかったです。

中村:学部では、止血材として使われるようなハイドロゲルの研究をしていました。修士に行くにあたり、自分が持っているバックグラウンドから一歩進んで、「実際にどう使われるか」というところまで考えられる研究がしたいと思ったので、バイオエンジニアリングを選びました。

由井:私は、学部の時から工学と医学の両方に興味があって、この専攻では医学・工学の連携をやっているということから、まず興味を持ちました。様々な分野の兼担教授の方がいらっしゃるというところにも魅力を感じて、「両方できる専攻はここしかない」という思いで入りました。また、かなり応用に近い研究をされている方々のお話を身近に聞ける、と思ったのも、決め手の一つでした。

水野:他大学の電気・情報系の出身です。大学在学中に参加した医療系研究室へのインターン研修で生命関連の研究に魅力を感じて、バイオ関連の進学先を探しました。バイオエンジニアリング専攻の説明会へ参加した時に、説明された内容の全てが面白過ぎて、「ここしかない」という感じで受験し、今の研究室に入りました。

中島:そもそも医療工学系に進みたいと思ったのは、大学1年生の頃に、父ががんで他界していまして。そのとき、「なんで最先端の技術が、末端にまで届いていないんだろう」とずっと疑問だったところがありました。そういう意味で、バイオエンジニアリング専攻を選んだのは、自分の中では必要な選択肢だったのかなと思います。実際に入ってみると、脳や様々ながんなど幅広い研究の話が聞けたり、社会実装の問題などについて学ぶ機会もあって、本当に入ってよかったなと思っています。


―別の分野から進学されてきたかたもいますし、志望動機も様々ですね。バイオエンジニアリング専攻に入って、技術開発の大変さはもとより、その技術の社会実装の大変さも感じておられることと思います。


入試情報

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研究紹介動画

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